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2014年7月26日 土曜日、16:30開演。ヨシモト∞ホール。
彩~irodori~Summer Festival ランパンプス単独ライブ「Rump and Push」感想。
OPVTR(だいじょばない/Perfume)
- 漫才「好き嫌い」
- 漫才「パチンコ」
VTR「よっちゃんの休日散歩①」
- コント「ショップ」
VTR「よっちゃんの休日散歩②」
- 漫才「感謝の気持ち」
VTR「よっちゃんの休日散歩③」
- コント「おやじのタレ」(Produced by シソンヌじろう)
VTR「よっちゃんの休日散歩④」
- 漫才「怒り方」
VTR「よっちゃんの休日散歩⑤」
- コント「もうパンは買わなくていいですよ」(Produced by マンボウやしろ)
VTR「よっちゃんの休日散歩⑥」
- 漫才「薔薇漫才」
VTR「よっちゃんの休日散歩⑦」
- 漫才「コンプレックス」
コントと「薔薇漫才」以外のタイトルは個人的に付けたもの。
VTRの回数もうろ覚え。悪しからず。
ランパンプス単独「Rump and Push」、面白かった。楽しくってずっと笑ってた。
漫才は、「好き嫌い」はよっちゃんのツンデレがそれはもう可愛らしく、CRパチンコよっちゃんという架空の台に大はしゃぎする「パチンコ」はそれはもう無邪気で、頑張れよっちゃんに続くラップネタの「感謝の気持ち」はそれはもう仲睦まじく、ひたすらニコニコ出来る微笑ましいネタばかり。
と思いきや、「怒り方」で冷徹なキャラクターへと一変した寺内氏の豹変っぷりにゾクゾクして、タイトル通り薔薇な二人を演じた「薔薇漫才」には違う意味でゾクゾクした。漫才終わっていつもは暗転後も深くお辞儀している二人だけれども、薔薇漫才だけよっちゃんがさっと一目散に舞台袖に捌けていったところが個人的にツボ。薔薇漫才、BL好きだけどお笑いとは切り離して考えるようにしてるので、ネタとしてああいう内容をされるとガチな視点で見ていいのかお笑いの視点で見ていいのか若干混乱する。悲鳴を上げるよりは笑い声を出すように努めました。
ラストの「コンプレックス」は時間が押してたせいか走り気味だった気がしたけれど、ああいう形式の漫才は好きだなあ。個人的には既存のネタでいうと「教員色」のような感じがしたけれど、またちょっと違う感じもありつつ。いや結構違うかな。厭味ったらしい感じは共通してる気もする。
コントは、シソンヌじろう氏とマンボウやしろ氏のプロデュースコントを合わせた3本。一つ目の「ショップ」で遅刻や金欠の“言い訳”を買い求めるっていう設定はすごく面白かったし、見せ方もフリップ芸の要素を合わせた感じで良かったなあ。シソンヌじろう氏プロデュースの「おやじのタレ」は、シソンヌのネタらしくよっちゃん演じる息子の挙動不審な様子が喜劇的で面白かったし、マンボウやしろ氏プロデュースの「もうパンは買わなくていいですよ」は設定や台詞回しに演劇らしい不気味さが出ていて、それぞれ違う面白さがあって良かったと思う。雰囲気の異なる二つのプロデュースコントを、二人が上手く演じているのが伝わってきたのも良かったところ。
VTRはただひたすらに微笑ましかったなあ。よっちゃんが一人で休日に散歩するVTRかと思いきや、寺内氏とのドライブ、その末に寺内家へご挨拶の初訪問。よっちゃんの眼鏡チャンス有。息子と両親の交流、息子の相方との交流、両親同士の交流、そのどれもが暖かく、笑いつつも心がほっこりして少しだけ目が潤んだりしつつ。
仲良しコンビって本当に休日一緒に過ごしたりドライブしたり家族同士でなんかやらせたりするの好きね!(個人調べ)
ランパンプスの90分公演を観るのはこれが初めてで、今までランパンプスに抱いていた印象、あの二人「らしさ」も「らしくなさ」も、「らしくない」二人も「らしい」感じに仕上げていて、色んな側面が味わえた90分超。
本当に素敵な空間で、素敵な時間でした。楽しかったー!
ところで終演の時間確認してなかったけど、15分ぐらい延長してたのかな。お陰様で帰りのバスに間に合わず。テンパってたから仕方ないけど、2000円ぐらい飛んだ!
しかしその分長くライブを観られたって考えると、それはもう嬉しいことだからいいのです。公演中、つい時間を確認するのを忘れてしまうくらい夢中になって二人から目が離せなかったということだから、こればっかりは仕方がない!